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ABOUT 

富山のはるか ×  Borderline Arts Ensemble

島根県に伝わる「化け鯨」をモチーフに、

横浜を拠点にする“富山のはるか”とニュージーランドのダンスカンパニー“border line”による共同企画作品。

島国という共通点をもつ2ヵ国の団体が、

未知・異界に対する恐怖・距離感を言葉やダンス、映像、音楽など様々な手法を用いて表現することを目指す。

A joint project by Yokohama-based "Haruka Toyama" and New Zealand dance company "Borderline Arts Ensemble" with the motif of "Bake-kujira" handed down in Shimane Prefecture.

An organization of two countries that have something in common, an island country, expresses fear of the unknown and the other world, and a sense of distance using physical expressions such as dance, images, and lighting.

富山のはるか

2014年結成。松尾祐樹、相田みょん、戸塚ヤスタカによるユニット。

”ジャパニーズセンチメンタル”をメインテーマに掲げ、民話や古典文学を自己解釈により再構成し、身体や映像、

音楽などを用いた様々な表現方法により舞台を作り上げていく。

Borderline Arts Ensemble

ニュージーランドのウェリントンを拠点とするダンスシアターカンパー。

ルーシー・マリンコビッチによって2015年に設立。様々なダンスフェスティバルで数々の賞を受賞する傍ら、

ギャラリーや輸送用コンテナなど既存の枠に囚われない場所にて作品を上演するなど精力的な活動を行っている。

COMMENT

富山のはるか

最後の波について

いつ終わるともない波の行く先の終わりが見えることはあるのでしょうか?

終わりが見えた時に私たちは一体どこにいるのでしょうか?

沖の遠くに見えた真っ白い鯨の骨のように、将来のことを思っています。

 

この公演で、遠い国の彼女たちと、違う世界の彼らと、

ちょうどいい距離感を探したいと思います。

Borderline Arts Ensemble

THE LAST WAVE explores the untouchable - shadows, mysteries, and long lost mythologies.

Our search is the quest for what lurks behind corners and in the velvety darkness of night.

 

In an indifferent world populated by elusive characters, there is an uncanny occurrence,

the white bones of a whale resurfacing in the ocean foam.  This event creates ripples that blur the boundaries between a dream-like wakefulness and the infinite abyss of the subconscious realm.

THE LAST WAVEとは、手に負えないもの、つまり影や謎、そして長く失われた神話の探求です。

探求とは、角の奥に待ち伏せるもの、ビロードのような夜の暗闇に潜むものを探すことです。

 

我々が気づかない神出鬼没のキャラクターたちが住む世界では、不思議な出来事が起こります。

クジラの真っ白な骨も海の泡に浮かび上がります。

この公演は、あなたの朧げな覚醒と潜在的意識の中の底のない深淵の境目を曖昧にする波紋を引き起こすでしょう。

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